よく聞かれるのが、「ひとりしかいない経理ってどうすごしているの?」です。
ふつうは部署に何人か経理がいて、それぞれが仕事をして、管理職がそれをまとめて・・という組織で動くことが多いと思います。
でも、ひとりですべてやっている、経理が総務を兼任している、っていう会社は多いんですよ。
今日は15日。
経理担当にとって、ちょっとした〝山場〟の日です。
うちの会社では、毎月15日に支払う取引先が数社あるので、出勤中から銀行のことが頭をちらつきます。ミスしてないといいけど・・・
支払も残高の確認も、基本的にはインターネットバンキングです。
ネット社会。
wifi命。
いくつかの銀行の動きをチェック。
請求書、帳簿、ネットバンキング上の残高。
これらを照合し、ひとまずここで、ほっと一息つきます。
珈琲を淹れるタイミングですね。
ドリップしながら「今月、思ったより出ていくな…」なんて声が心の中でつぶやかれる瞬間です。
一通り預金の確認が済んだら、資金繰り表を開きます。
Excelで作っている簡単なものなので、数字を更新するだけで、月末までの予測が立ちます。
現金が足りるかどうか、再チェック。
もしこの段階で「ちょっと厳しいかも…?」と思ったら、他部署に相談して仕入れのタイミングをずらしてもらったり、予定外の支出を精査したり。
ひとり経理だからこそ、こういう判断も即対応。
やらないと、誰もやってくれないし、結局あとで自分が苦しむパターン・・・w
こんなふうに、経理一人の日常は「静かなバトルフィールド」。
誰かに頼れるわけじゃないけど、そのぶん自分の判断と段取り力が問われる日々でもあります。
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