オフィスや在宅ワーク、どんな環境でも「音」が仕事の質を左右することがあります。
静かな環境の方が集中できると思っていたのに、いざ無音になると、逆にソワソワしてしまう。そんな経験ありませんか?
わたしもいろいろ試してみたんですが、ほどよい音があることで気持ちが落ち着き、作業に入りやすくなることが多かったです。
この記事では、私が実際に仕事中によく聴いているBGMを紹介します。仕事に合う音の選び方の参考になればうれしいです。

無音ではなく「心地よい音」が集中を生む
静かな方が集中できる、という日もあります。しかも無言でどんどん書類を始末していって、パソコンに入力していって、みたいな日です。でも逆に「まったくの無音」だと、落ち着かないこともありますよね。近くにいる人の気配が妙に気になってしまったり。咳払いの音とかけっこう空間に響きます。なんだか気持ちが落ち着かず、給湯室に逃げ込んだり。仕事が進まないんですよね。
社内に仕事のBGMとして、カフェで流れているような音楽を取り入れてみました。
電話をする社員も多いので、音量は小さめで。
カフェで作業をしているような感覚で、適度な音が脳の余計な緊張をほどき、自然に集中した状態に導いてくれます。
作業別、おすすめBGM紹介
ここでは、作業のタイプ別に実際に使っているBGMを紹介します。AppleMusicやYouTubeなどで手軽に聴けるものばかりです。
A. 単純作業・集中タイム(歌詞なし・リズム安定)
- Lo-Fi HipHop(「LoFi Girl」チャンネルがおすすめ)
- ピアノ・ジャズ(Bill EvansやBGM Labのインスト)
- 映画サウンドトラック(洋画・邦画お好みで)
B. 午後の眠気対策・軽作業(軽快なテンポ)
- ボサノバ・アコースティック(カフェ風BGM)
- シティポップのインスト版
※いずれも歌詞がない、または内容を邪魔しないものを選ぶのがコツです。
「音なし vs 音あり」で仕事効率を比べてみた
実際に自分の仕事にどれだけ影響があるのか気になって、「音なし」と「音あり」の環境で、それぞれ1週間ずつタスク管理アプリで記録を取ってみました。
結果は明白。「音あり」の週の方が、作業時間あたりの完了タスク数が平均1.3倍に増加。特に朝の集中作業、そして午後の気分転換後の作業効率に差が出ました。
もちろん、人によっては無音が合うこともありますが、「ちょっと試してみる価値はある」程度の差ではなく、わたしは「これがないと始まらない」ほどの習慣になりました。

自分に合った「音」を見つける
音楽の好みは人それぞれですが、大事なのは「仕事モードに入るため」に音を使うことです。
わたしは英語をしゃべれない(苦笑)ので、洋楽などや歌詞がないものが好きです。
邦楽だと、つい曲を聞いてしまって「次はあの曲を聴こう」「この曲のあとはこの曲を流さないと」とスマホをいじる手が止まらなくなってしまうんですよね笑
弊社はヘッドホンOKなので、自分だけの選曲をしている社員も多いです。
絶対ロックを聞いてるよな、っていうほど激しい音漏れの社員もいますが、仕事がはかどっているのなら、OKです笑
まとめ
仕事における「音」は、単なる背景ではなく、空気のように見えないけれど確実に影響を与えてくれる存在です。集中したいとき、ちょっと疲れたとき、自分の気分に合わせた「音」を持っておくと、毎日の仕事が少しだけ心地よくなるかもしれません。
あなたの仕事のそばにも、ぜひお気に入りの一曲を。
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