経理職がAIをどんなことに使っているのか、私の例をご紹介します。
部署に一人しかいないと、気軽に相談できる相手がいないこと、多いですよね。
「これ、合ってるかな?」と思っても、すぐに聞ける相手は税理士さんや役所の方くらい……なんてこともよくあります。
全然気軽な相手ではありませんね笑
そんなとき、心強い味方になってくれるのがAIツールです。
よく使うのは「ChatGPT」ですね。無料版で十分です。
キーボードを叩けばすぐに返事をもらえ、AIなら休憩してることもなくいつでもOKで、スマホからでもサクッと相談できます。本当に、これがあると楽になりますよ!
一度使い始めると、ちょっとした疑問も「とりあえず聞いてみようかな」と思うようになり、気づけばかなり助けられています。
実際、経理の現場では、顧問の先生や銀行なんかへのメール文作成や社内向けの周知文(保険料改定や制度変更のお知らせなど)作成の際に、難しい言葉を使うんですよね。
そんな時にAIが言葉を整えてくれると、すごく楽できます。
「なんて書こうかな」と悩む時間をぐっと短縮できるので、とてもありがたいです。
あとは取引先からの営業メールへの返信や、打ち合わせの日程調整なんかの時も便利です。
「お断りする内容でメール文を作って」「15日の14時からでOKというメールを作って」
こういう適当な指示でもしっかりした文章を書いてくれますよ。
ExcelでもAIはサポートしてくれます。
資料の分析や集計、内容の整理――
「やらなきゃ」と思ってExcelを立ち上げたものの、関数に迷って手が止まる。
そんな経験、ありませんか?
「どんな関数を使えばいいかな?」「あれ、この関数ってどう書くんだっけ…?」
そんなときにも、AIは頼りになります。
ChatGPTに聞けば、「こういう場面なら、この関数が便利ですよ」といった提案をしてくれたり、使い方の例まで丁寧に教えてくれたり。
「こんな関数あったんだ!」と、新しい気づきをもらえることもありますね。
……とはいえ、たまにズレた回答が返ってくることもあります笑
「いや、全然思ってたのと違うんだけど…」なんてツッコミを入れつつ、またChatGPTに聞いて・・・というリレーもちょいちょいあるんですけどね。
ただ、仕訳の判断や会計処理といった専門的な内容については、やっぱりプロに相談するのが安心です。AIは便利な相棒ですが、何でも完璧というわけではないので、使い分ける必要があるなーとは思います。
会計用のAIってあるんですかね?もしあるなら、課金してでも使いたいですが……ちょっとマニアックすぎて作られるとしても、だいぶ先かもしれませんね。
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