出世に興味はありますか?
「出世よりも、まずは自分の時間を大事にしたい。」
そんな人、最近すごく増えてきた気がします。
実は最近、「静かな退職」という働き方が密かに注目を集めています。
会社を辞めるつもりはない、しかし自分のすべてを仕事のために使うつもりもない。
そんな働き方ですかね。
今回は、そんな「静かな退職」について、実際の感覚も交えて語ってみたいと思います。
静かな退職って、つまりどういうこと?
要するに、「会社を辞めずに、仕事と距離を取る」というスタイルのこと。
サボる、というよりは最低限やるべき業務だけをこなす、という感じらしいです。
やるべきことはちゃんとやる。でもそれ以上はやらない。残業も休日出勤も無理してまでは、しない。
今は仕事よりプライベートと考えている人たちが増えてますからね。
実際、私の周りでも「もう出世は目指してない」という人、結構います。
昔は「上を目指すのが当然」って雰囲気が強かったけど、今は「生活を壊してまで頑張りたくない」っていう空気に変わってきたのかもしれません。
Job総研のデータなんかを見ると、若い世代ほどプライベート優先の傾向が強いですね。
一方で、年齢が上がると「やっぱり仕事が大事」って答える人が増える。
今の20代も、20年後には「部下が言うことを聞かない」って悩んでるんでしょうか。
わかりませんね。
静かに退職する、その代償

でもこの働き方にはリスクが存在しています。
それは・・・「評価されにくくなる」ということです。
最低限の仕事しかしていない、となると、昇給や賞与もそれっぽい金額を出されてしまいかねません。
会社側としても「頑張ってる人を評価したい」ってのは当然ですしね。
もらえるお金が増えてくると、やっぱり生活も華やかになってきますからね。
そもそも給料に期待できない会社だと、案外この「静かな退職」は素晴らしい働き方かもしれませんが笑
なかなか売上を伸ばしても、それが給料に反映される、っていうのは難しいものです。
10年務めていても給料ほとんど変わらない、って知り合い結構います。
わたしも管理職になって固定給になりましたけど、もらえるお金もずーっと固定です笑
「固定」ってそんな意味だったんだ、って絶望しました笑
だから、「給料に期待してない」「生活はできる」人には、静かな退職って向いてるのかもしれません。
逆に、「もっと収入を増やしたい」「評価されたい」って人には、ちょっと物足りない働き方かもしれませんね。
副業時代の理想のスタンス

これ、個人的な結論です。
「静かな退職」は副業している人にこそ向いてる働き方だと思ってます。
本業はルーティン化して、できるだけ効率よくこなす。そのうえで、自分の好きなことや新しい挑戦に時間を使う。
それって、今の時代っぽくていいなと感じます。
特に、AIとか自動化ツールをうまく使えば、ルーティン作業の時短はどんどん進められます。
「これ、毎月やってるなぁ」って仕事は、少しずつ自動化していけば、自分の時間も気持ちも楽になりますよ。
静かな退職を選んだ人の多くは、「自分を犠牲にしてまで働きたくない」っていうシンプルな想いを持ってるんじゃないでしょうか。
そして、その選択ができるようになったのは、社会の価値観が少しずつ変わってきた証拠でもあるのかもしれません。
出世するのも一つの選択。
でも、「出世しない」「プライベートを優先する」もまた、立派な選択肢です。
「やるべきことはしっかりやる。でも、それ以上は自分の人生のために使う」
そういう働き方も理想的だなーと思いますね。
コメント