「静かな退職」後のキャリアプランはどうすべき?

仕事

「転職するほど不満はない。でも、このままでいいとも思えない」──そんな曖昧な焦燥感から、静かな退職を選ぶ30代が増えています。これはキャリアの終わりではなく、むしろ再スタートのきっかけかもしれません。この記事では、静かな退職を経て転職・副業・独立などの道をどう描き、実際に行動へ移していくかを丁寧に解説します。

「静かな退職」は人生の分岐点

「静かな退職」とは、必要最低限の業務にとどめ、プライベートを優先する働き方のことです。近年は日本でも浸透しつつあり、20〜40代を中心に自分を犠牲にしてまで頑張らないという選択が支持されています。

これはサボリとは少し違います。むしろ、無理をしない働き方へのシフトとして前向きに捉える人が増えています。でも、いつまでもそれを続けるわけにもいかない、という人もいますよね。バランスを取り戻した先に「これからどう生きるか」を見つめ直すことが必要です。

現状の棚卸し

キャリアの再構築は「自分を知ること」から始まります。

・今までの仕事でやりがいを感じた瞬間

・何がストレスだったのかな

・どんな働き方なら、納得して続けられるだろう

こうした問いに応えていくだけで自分の軸が少しずつ見えてきます。
今の働き方に違和感を覚えるのは、価値観が変わってきている証拠です。

選択肢を知る・広げる

「今の会社を辞めるしかない」と思い詰める前に、他にどんな選択肢があるのかを知ることが第一歩です。

例えば、「環境を変えてリセットできるかも」「もっと自分のスキルを色々なことに使ってみたい」という人には転職が選択肢になります。「今の仕事をできれば続けたいけど・・」「転職はリスクが大きいから安全に収入の柱を増やしたい」という人は副業からはじめてみるのもいいかもしれません。すでに専門性のある仕事で技術や知識を磨いた方ならフリーランスや起業も視野に入るでしょう。

わたしの友人の話ですが。
残業が非常に多い会社に勤めていて、終わりの見えない仕事と職場の人間関係にもすっかり疲れてしまって。ついに「これは限界だわ・・」と自分でも感じたそうです。

友人は「静かな退職をしよう」と決めたわけではなく、まずは「無理して頑張らない」ことから始めたそうです。案外、周囲には気づかれないものだと言っていました。すると少しずつ時間ができてきて、趣味のイラストにまた時間を使えるようになり、その販売をはじめ、お客様がついて、1年後には副業が本業に。「当時は真っ黒な生活だったよー」と今では笑っています。

無理のない範囲で始めてみる

「いきなり転職」「すぐに独立」は、たしかに勇気が要ります。というか、無理です笑

できれば準備して動きたいんですよね。副業や学び直しが人気なのも、いきなり転職するより手軽だからだと思います。バナー作成に興味があれば、たくさんスクールはあるし、YouTubeの解説動画もわかりやすいです。ほとんどのフリーランスは資格はいらないし、クラウドワークスなどに登録してしまえば、すぐに仕事へ応募できてしまいます。なので。人材育成をしている会社の人と話すと、皆さん口をそろえてこう言います。

「まずは一歩踏み出そう」

いや、おっしゃる通りです。

行動しないことにもリスクはあり、何年もたったあとで「あのとき動いていれば・・」と後悔する人も少なくありませんから。

まとめ

どう働くか=何をしたいか。

シンプルですね。
静かな退職によって生まれた時間で、ぜひ、目を向けてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました