チョコレートが、なんだか高くなっている話
最近、沖縄に行く機会がありまして、現地でチョコレートをいただいてきました。
やはり「沖縄」なので、黒糖やさとうきびなど地元の素材を使った仕上げで、香りがよく、少しざらっとした触感、そして程よい甘さ。
しっかり堪能してきました。
12月でも温かい日だったので、海沿いを板チョコと珈琲を片手に歩いてみたりして。
正直、ちょっと変な人だったと思いますが笑
なかなか贅沢な時間でしたね。
美味しいチョコレートに満足したのですが、その店のカウンターに、
「値上げしてすいません」
という、短い謝罪文が貼られていました。
そもそもの価格を知らないので、わたし自身に大きなダメージはないのですが笑
それでも、最近コンビニや身近なスーパーで、チョコレートが確実に高くなっているのは感じます。
・・なんなんですかね、これ。
「ごめんなさい」が貼られていた理由
沖縄のお店で見た、あの謝罪文。
あれは、単なるポーズではなくて、本音に近いのだと思います。
値段を上げたくて上げているわけではない。
でも、上げないと続けられない。
そんな板挟みの中で、
「すいません」と書くしかない、という選択。
便乗値上げというよりも、続けるために必要な判断だったのだろうな、と感じました。
チョコレートが高くなった、という話の裏側には、
そもそもカカオという素材の事情があります。
カカオは、世界の限られた地域で作られている農作物です。
その主な産地で天候不順や病害が続き、収穫量が減ったことで、原料価格が大きく上がりました。
そこに輸送コストや円安も重なり、今の価格になっているようです。
とはいえ、今回あらためて思ったのは、
チョコレートはもともと、かなり繊細で、手のかかるものだったのだということでした。

カカオの個性
今回、2種類の板チョコを食べました。
ひとつはガーナ産。もうひとつは、エチオピア産です。
ガーナのチョコレートは、慣れ親しんだ味でした。
甘さと苦味のバランスがよく、「これぞチョコレート」という安心感があります。
世界的に流通量が多い産地なのも、納得です。
一方で、エチオピア産のチョコレートは、少し印象が違いました。
口に入れると、ほのかに酸味を感じて、どこかフルーティ。
そのお店では、その特徴を活かすような仕上げ方をしていて、
同じチョコレートでも、こんなに違うのかと、少し驚きました。
カカオは農作物です。
育つ土地や気候、発酵のさせ方によって、味が変わります。
ワインやコーヒーと同じで、産地ごとに個性があります。
値段が上がった、という事実だけを見ると、どうしてもマイナスの印象になりがちですが、
中身に目を向けてみると、チョコレートは昔から、決して「安くて当たり前」のものではなかったのかもしれません。
以前、チョコレートをつまみに飲む、という記事を書いたことがあります。
何かをたくさん消費するよりも、ちゃんと味わう、という話でした。
チョコレートをご褒美に使う、というのも「おすすめの味わい方」です。
→ チョコレートをつまみに飲む話(https://bdg688.com/hitori-ienomi-chocolate/)
まとめ
チョコレートは嗜好品です。
なくても困らないけれど、あると確実に気持ちが豊かになります。
だからこそ、値段が上がると少し寂しいし、
同時に、「簡単には手に入らないものだったんだな」とも思わされます。
これからは、なんとなく手に取るよりも、
どんなカカオなのか、どんな仕上がりなのかを意識して選ぶ。
量よりも、満足度を大事にする。
そうやって付き合うのもいいかもしれませんね。
チョコレートが高くなった理由は、世界の事情です。
でも、それをどう受け取るかは、こちら側の話なので。


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