経理が忙しいのはなぜ?業務改善チェック10項目で原因を診断

今日も朝から忙しいです。

週明けだからでしょうかね。

メールを開き、支払処理を進め、問い合わせに対応しているうちに、あっという間に昼になります。
気づけば時計は16時を指し、気付けば誰かの声が聞こえてくるんです。

「お先に失礼します」

1日早すぎですね。

先日、属人化について記事を書きました。

属人化はなぜ起きる?管理部門で業務がブラックボックス化する本当の原因

正直に言うと、わたしはかなり当てはまっています。

弊社の管理業務は、相当属人化が進んでいますね。
自分にしか分からない資料に、自分にしか出来ない仕事。

そんなのばかりです。

なので、わたしがその仕事をすると、早いはずなんです。

わたし仕様にカスタムしているようなものなので。

しかし、なぜ残業は減らないのでしょうか。

自分だけが分かる仕事に囲まれているのに、
なぜ忙しさは解消しないのか。

最近、あるアドバイスを受ける機会がありました。
今回は、それを整理してみます。

その忙しさは「量」の問題ですか?

経理の仕事は確かに多いです。

けれど、「量」が原因で忙しい会社は、実はそれほど多くありません。

問題は、「誰が抱え込んでいるか」です。

自分に最適化された業務は、速い。
しかし、それは組織として最適とは限りません。

忙しさの正体を見極めるために、
次のチェックをしてみてください。

経理の業務改善チェック10

① 月次決算の締め日は毎月ズレている

「今月は少し遅れそう」が常態化していませんか。
締め日が固定できないのは、業務が場当たり的になっているサインです。


② 業務フローを紙1枚で説明できない

自分の頭の中では整理されている。
けれど、人に説明しようとすると詰まる。

それはブラックボックス化の始まりです。


③ 「それは自分しか分からない」と思う業務がある

1つでもあれば要注意。
安心感ではなく、リスクです。


④ Excelが自分専用になっている

  • 複雑な関数
  • その資料を作るためだけのExcelがいくつもある
  • 更新履歴が曖昧

便利なはずのExcelが、負債になることがあります。


⑤ 同じデータを二重入力している

会計ソフトとExcel。
販売管理と会計。

二重入力は、時間と集中力を奪います。転記するときにミスるんですよね。


⑥ 承認フローが曖昧

口頭承認、メール承認、暗黙の了解。
曖昧なルールは、確認作業を増やします。

作業が進んだ後で、「こちらが承認された資料です」と更新資料が届いたりすると、シビれますね。


⑦ 月次資料を毎回ゼロから作っている

フォーマットが固まっていないと、
毎月「作業」が発生します。

「在庫の集計は、今月はこの資料を使ってこういう計算をして・・」

「今回の出張精算は領収証がこうだから、こうやらないと・・」

こんな仕事のやり方をしていたら、疲れるし、ミスの元です。

前回と同じ処理・同じ資料を使って、決まった形で処理をしているか。


⑧ マニュアルが存在しない

完璧でなくていいので、あると良いです。
「ない」は、最も属人化が進む状態です。


⑨ 自動化やAIを試したことがない

小さな自動化でも構いません。
一度も試していないなら、改善の余地は大きいです。


⑩ 改善する時間を確保していない

最も重要です。

「忙しいから改善できない。」
その状態こそが問題です。

まとめ

いくつ当てはまりましたか?

3つ以下なら、軽度です。
4〜6なら、改善余地があります。
7つ以上なら、忙しさは構造的な問題です。

忙しさは、能力の問題ではありません。
まずは、今の状態を正しく見ることです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました