以前、体調が悪い日に仕事をするなら、「元気なときに決めた予定を信じたほうがいい」という記事を書きました。

頭がぼーっとしているときは、その場で判断しない。
スケジュールやタスクに従って、淡々と進める。
実際、かなり助けられました。
最低限ではあっても、仕事はできましたからね。
ただ、それによって考えてもしまうんです。
体調が悪い日に仕事をしていると、仕組みが助けてくれる一方で、自分の働き方の危うさも見えてきます。
頭が回らなくなると、仕事が止まる
仕組みが助けてくれることで、自分の働き方の雑さにも目が行きます。
頭が回らなくなると、一気に仕事が止まるんですよね。
マニュアル化できているようでいて、言語化できていない仕事が多く、毎月やっているはずなのに、手が止まる。
手順がわからないわけではありません。
作業に自信が持てなくなるんです。
いつもは半分機械的に進めていたことが、急に難しくなるんですよね。
嫌でも気付かされてしまいますね。
思っていた以上に、自分の仕事は「感覚」に頼っていたのだと。
属人化は、体調不良の日に牙をむく
さらに厄介なのは、聞ける相手がいないことです。
自分しか流れを把握していないですし。
つまり、属人化です。
もしミスをしたら、修正できるのも自分だけ。
取り返しがつかないかもしれない。
そう思うと、余計に慎重になります。
確認に時間がかかる。
集中も続かない。
気分転換したいのに、頭がうまく切り替わらない。
体調が悪い日に働いていると、仕事そのものより、「自分が止まると仕事も止まる状態」のほうが怖く感じる瞬間があります。
「普通に働けてしまう」ことの危険性
薬を飲めば、ある程度動けます。
仕事も、一応できます。
ただ、自分ではわかるんですよね。
判断力が落ちていることに。
時間がかかる。
精度も落ちる。
いつも以上に疲れる。
それでも、「代わりがいないからやるしかない」と働いてしまう。
でも、それって本当に良い状態なんだろうか、と考えてもしまいます。
無理して失敗するより、休んだほうが結果的に影響は少なかったのではないか。
もちろん、査定のために働いているわけではありません。
ただ、パフォーマンスが落ちた状態で無理を続けることが、結果的に自分の回復も遅らせている気はします。
ちなみにこの落ちた状態の査定があるとしたら、きっと酷いものですね笑
責任感が強い人ほど、壊れやすいのかもしれない
「責任感が強い人」ほど壊れやすいのかもしれません。
代わりがいない。
締め切りを守らないといけない。
自分にしかわからない。
誰かに迷惑をかけたくない。
休めない理由なんて、いくらでもあります。
ただ、ここまで来ると、個人の気合や努力だけではどうにもならないんですよ。
そもそも、「休める設計」になっていないんですよね。
マニュアルがない。
代わりがいない。
他の人が対応することを前提に作られていない。
その人しかできないから、その人が無理をする。
まさに属人化です。
そして、判断そのものも個人に依存している。
だから、体調を崩した瞬間に、一気に仕事が不安定になる。
これは個人の能力というより、仕事の設計の問題ですね。
AIで改善できる部分も、もちろんあります。
ただ、今回のようなケースでは、外注化や引き継ぎ、緊急時の対応設計のほうが重要でしょう。
まとめ
最近思うのは、「無理ができてしまう人ほど危ない」ということです。
薬を飲めば動ける。
責任感もある。
だから働いてしまう。
でも、人はずっと100%では働けません。
体調が悪い日。
疲れている日。
判断力が落ちている日。
そういう状態でも崩れない働き方を、もう少し考えたほうがいいのかもしれません。
体調不良の日に仕事をしながら、そんなことを考えていました。

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