在宅ワークについては、たまに書いています。
自分でも在宅で働きますし、管理する立場でもあります。
その両方をやっていると、見えてくるものがあるんですよね。
出社のほうが進む仕事。
在宅だからこそ助かる仕事。
どちらにも、理由があります。
最近は、大手企業の出社回帰という話もよく見かけます。
管理職としての感覚でいえば、その気持ちはよくわかります。
正直、対面のほうがコミュニケーションは圧倒的に楽です。
進捗確認もそうです。
チャットやツールで状況を共有してもらっていても、そこで見えないズレや遅れがあることは珍しくありません。
「ここ、ちょっと認識違いますね」
「この作業、実は止まってました」
「それなら先にこっちを進めましょうか」
こういう話って、雑談のような会話の中で自然と見つかることがあります。
テキストだけでは拾えない情報があるんですよね。
見えているようで、実は見えていない
一方で、在宅ワークの管理には別の難しさがあります。
個人的に大きいのは、見えているようで、実は何も見えていないことです。
弊社ではSlackを使っています。
このアプリは一定時間操作をしないと、自動で「離席表示」になります。
でも、あれって正直あまり意味がありません。
オンライン会議中かもしれない。
資料作成に集中しているかもしれない。
別のソフトを使っているだけかもしれない。
実際、わたし自身もそうです。
オンラインバンキングを触るとき。
会計ソフトに集中するとき。
通知を切ってSlackを閉じることがあります。
人のことは言えませんね。
だから、「離席=仕事していない」とは到底言えないんです。
とはいえ、管理する側としては困る部分です。
本当に進んでいるのか。
想定外のことが起きていないか。
認識のズレが起きていないか。
確認したい。
でも、その確認にも時間がかかります。
チャットを送る。
返答を待つ。
状況を整理してもらう。
必要ならオンラインで話す。
このやりとり、意外と重いんですよね。
結局、ある程度は本人を信じるしかない。
それが現実です。
それでも在宅ワークをなくせない理由
では、完全出社に戻せばいいのか。
個人的には、それは違うと思っています。
在宅ワークには、明確なメリットがあります。
まず、通勤がありません。
これは大きいです。
片道30分でも往復1時間。
毎日なら週5時間。
月で20時間前後。
かなりの時間です。
そして、育児や介護をしながら働く社員との相性です。
実際に弊社には育児・介護を行っている社員へ柔軟な働き方を提示していますが、完全出社を義務付けていたら、お互いに仕事にならなかったと思います。
「在宅ワークできない=働けない日」があるわけで、その間仕事は進まないのですから。
在宅勤務があるからこそ、仕事を継続できる。
これは会社にとっても大きな意味があります。
さらに、集中作業。
資料作成。
企画。
考える仕事。
こういうものは、むしろ静かな環境のほうが進むこともあります。
ハイブリッドワーク最大の敵は、環境差
ただ、ここからが本題です。
ハイブリッドワークって、制度としては便利なんですが、実際にやると結構ストレスがあります。
場所によって、仕事環境が違いすぎるんですよ。
会社にはプリンタがある。
自宅にはない。
会社には社用封筒がある。
自宅にはない。
のり、パンチ、クリアファイル。
細かいものほど困ります。
でも、本当に困るのは物理的な道具ではありません。
データです。
これが最新版だと思っていた。
でもクラウドは古い。
新しいデータは別のPCにしかない。
まさか、その古いファイルで上書きしていた。
こういう初歩的なミス、意外と起きます。
そしてこれ、ものすごくストレスです。
気をつけていても起きるんですよね。

ネットがないと、何もできない
もうひとつ。
外で少し作業しようと思ったとき。
カフェ。
ショッピングモール。
移動の合間。
こういうときに限って、ネットが繋がらないことがあります。
なぜか遅い。
なぜか接続できない。
ネット難民です。笑
電波のいい場所へ移動するか。
オフラインでできる作業に切り替えるか。
どちらにしても、環境って本当に大事です。
まとめ
在宅ワークには在宅ワークの良さがあります。
出社には出社の良さがあります。
どちらが正しい、とかではないです。
どちらでも仕事が進む環境を作れているか。
そこだと思います。
制度だけ用意しても、環境が整っていなければストレスになる。
逆に、環境が整っていれば、働き方の自由度はかなり上がります。
ハイブリッドワークは便利です。
でも、まだ完成形ではありません。
だからこそ。
会社としても、個人としても、改良していく価値がある働き方ですね。

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